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単体と連結の違い

最終更新:2026-10-07

有価証券報告書には、同じ項目について単体と連結の2つの数字が載っていることがあります。 どちらの数字かを取り違えると、会社の規模や給与の水準を大きく読み違えます。

1. 単体と連結とは

単体(提出会社)
有価証券報告書を提出している会社1社だけの数字です。
連結(グループ全体)
提出会社と、その会社が支配している子会社などをまとめて、1つのグループとして数えた数字です。 グループの中での取引(親会社から子会社への売上など)は差し引かれます。

子会社を持つ上場会社の多くは、連結の財務諸表を作っています。子会社が無い会社などは、連結の数字がなく、単体の数字だけです。

2. 項目ごとの違い

従業員数

「従業員の状況」の欄には、連結の従業員数(グループ全体)と、提出会社の従業員数(単体)の両方が載っています。 たとえば、連結が数万人、単体が数千人という会社も珍しくありません。

平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数

この3つは、単体の数字だけが載っています。グループ全体の平均は、有価証券報告書には書かれていません。 詳しくは「平均年収(平均年間給与)の読み方」をご覧ください。

売上高・当期純利益

連結と単体の両方が載っています。グループで事業をしている会社では、連結の数字のほうが、会社の事業全体の大きさを表します。 一方、持株会社のように提出会社が主にグループの管理をしている会社では、単体の売上高は、子会社からの配当や手数料が中心になり、 連結とは中身が大きく違います。

3. 当サイトでの見せ方

4. 就活・転職で見るときのポイント

応募しようとしている会社が、提出会社そのものか、グループの別の会社かを、まず確かめてください。 子会社に入社する場合、提出会社(親会社)の平均年間給与は、そのまま当てはまりません。 子会社が別に有価証券報告書を提出していれば、その会社の数字を見ることができます。

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